Graz, Basel, 新聞のインタビュー

我ながら怒涛の日々です。
まず先週末は初めてのグラーツでの演奏で、オーストリアへ行っていました。国土面積の7割くらいが山のオーストリアはドライブしていても景色がよいので、実は結構あそこ運転するのが好きです。ライブもとても喜んでいただけて、無事終わってひとまずほっとしながら一瞬ミュンヘンに帰宅。

4時台に起きる不健康な行為で、寝不足すぎ運転は無理と判断し、公共の乗り物でスイスのバーゼルまで移動。ここに住むミュージシャンたちと縁あってレコーディングとライブをすることになってこのところよく行っています。
ミュンヘンからは5時間程度の距離なのでそこまで遠く感じません(おかしいのか?)

ついに4、5年ぶりのリリースとなる私の初のシティポップのアルバム「City pop '26」を製作中!久しぶりのスタジオ録音、ミュージシャンとの録音は全て、やっぱり楽しくて、音楽の醍醐味を感じていました。
バーゼルに住むドラマーの土岐洋祐さんを筆頭に、セバスチャン(ベース)、サミュエル(ギター)、キーボードとシンセ、プログラミング等のプロデュースをAn0が担当。国際色豊かなメンバーで制作しています。
仕上がりが本当に楽しみ。

いち早くアルバムジャケットは完成し、こちらがまた、中も歌詞カードもとっても楽しみな仕上がりなんです。デザインはNA-3LDKさん。多大なるご協力をいただき、本当にありがたく、感謝しています。
そして初めてのカセットテープも作るのでそちらもお楽しみに!!10月の日本ツアーに持って行きます!!

そして、ドイツでの新聞取材。ミュンヘンの、tz Muenchen という新聞に、私がドイツに住んでからの苦労と、そして今の活動に至るまでのインタビューをしていただきました。
全面ドイツ語なので短めに語って行きます。


基本的には私はドイツ語ゼロ、こちらでの仕事のキャリアゼロ、友達ゼロ、という何もない状態から住み始め、日本でのキャリアなどないに等しいほど相手にされず、ほぼ絶望状態からスタート。
その後も子育てにドイツ語の習得に精一杯で、自分のやりたいことなど何も実現できずにいました。

今思っても、やはりコロナのあたりが転機でした。自分一人でプロダクションできるようになりたくて、配信から機材を揃えて行ってみたものの、知識がなさすぎてあまりに時間がかかる、、、そこから大学で勉強する決意をし、自分でプロダクションを完結できるようになり、ファンの方からの一言で、シティポップをやってみることに。
というのも日本イベントに出ることが増える中、一体どんな曲をやるのが最善なんだろうかと悩んでいたからです。

そして初めてイベントで真夜中のドア- Stay with me を歌ってみたところ想像以上に反響があり、また自分もこのJ-popなら自分にもしっくりくる!と実感。そこから本格的にシティポップを極めたくなり、どんどんカバー&自分でも作って行きました。

この15年の移民生活の集大成として、7月13日に初めてミュンヘンでバンドでのワンマンライブを開催します。
場所はimport export, 晴れたら屋外、という最高のロケーション。

このライブにおいてはかなりいろんなことを考えています。
一番は、単にシティポップとかアニメが好き、というだけでなく(それは入口として)日本が好き、日本語を勉強したい、日本のことについて情報交換したい、そんな人たちが集まれる場を提供したいと考えていて、できるだけ多くの、同じ気持ちを持っている方に来てもらいたいと、大奮闘中です。
また、ミュンヘンも現在は50%が移民と、日本人でなくとも、たくさんの外国暮らしの人がいます。
そういう全ての人に、こんな人もいるよ、ということ。
こうやって色々やって生きている自分の姿が、誰かの力になれば、何かのヒントになればと、思って活動している、という部分も大きいです。
もし今、新しい環境や新しい国での暮らしで頑張っている人がこれを読んでいたら、時間はかかるけど、できる!と伝えたいです。
言葉の壁やレベル、許可の云々、などが理由で、祖国では当たり前にできることがここで叶えるためには何年も必要になります。多分、主に言語のレベルかな。
でも簡単に結果を求めることをせず、とにかく地道に進めていけば、何だか色々なことが少しずつ変わってくるんです。
その一歩で私も今やっとバンドとワンマンライブ。そしてこの次のステップに繋げられるように積み重ねて行きたいと思っています!!
もちろん、日々、支えてくれている多くのかたの力があることも忘れてはいません。
ドイツ語ですが一応、新聞のリンクを。
投稿者プロフィール

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NILO( exe.小泉ニロ)
2007年「Bossa@NILO」でメジャーデビュー。ギターの弾き語りを中心に、関西を拠点に音楽活動をしながら、大阪、名古屋、札幌でラジオDJとしても活躍、音楽や自転車、トライアスロン、アウトドア誌などで執筆活動も行う。
2011年より拠点をドイツ、ミュンヘンに移し、現在は両国を行き来して活動する。
ボサノバをルーツにもちつつ楽曲制作を行い、日本語、英語、ポルトガル語、ドイツ語で歌唱。
これまでに9枚のアルバムを制作し、ヨーロッパではジャズクラブのほか、各地の日本フェス、アニメコンベンションに出演し、シティポップ、日本のアニソンカバーも歌う。近年はシティポップも制作。
ソロ活動の他、ドイツ在住のピアニスト、酒井雅子とのユニット、かるいのりのいるかを結成。様々なミュージシャンとコラボレーションをしている。
近年は作家活動にも力を入れており、若手アーティストとのコライト、育成も行なっている。
-過去のブログ-
http://blog.livedoor.jp/nilo_tt/archives/5883286.html
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