2010年3月アーカイブ

余韻のしるし

2010年3月25日
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マニアックな話題をひとつ。
本誌の中に、Tの文字をかたちどった
小さな四角いマークがついているのを、
気づいた読者の方はいらっしゃるだろうか。
このマーク、出版業界ではエンド・マークと読んでいる。
記事やコラムなどの文章の最後につけて、
「ここで終わりですよ」という印なのだ。
僕が今まで携わってきた雑誌は、
ほとんどこのマークがあったと思う。
もちろんこのマークのついていない雑誌も数多く出回っているが、
お手元の雑誌をちょっと調べてみてほしい。
今回、あらためて調べてみたところ、
『Number』には、このマーク、ついています。
「最後の1文を読み終わった後、読者に、
その余韻を味わってほしい......
そんな執筆者や編集者の思いが
このエンド・マークにはこもっているのである。

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早朝ランをして、シャワーを浴び、
朝飯を食っている時にはじまるのが、
NHKの朝ドラだ。

今やっているのは、「ウェルかめ」というドラマで、
徳島県の美波町が舞台。
「ひわさうみがめトライアスロン」の開催地である。
うみがめ館、スイム会場の海岸、道の駅、薬王寺からの街並......。
何度かレース取材で訪れたことがあるので、
見たことのある風景が随所にちりばめられていて、なんとも懐かしい。
いつかまたレースに参加したいものだ。

このドラマ、ヒロインが、徳島の小さな出版社の編集者で、
いろいろとヘマをやりながら、成長していく様が描かれている。
地元のローカル雑誌をつくっている出版社の懸命な姿には、
同じ弱小出版社の本誌としては、
かなりシンパシィを感じた。

来週でこのドラマも終わる。
朝の忙しい時間帯だが、
トライアスリート的に観てみたら、
ちょっと面白いかも。

チャイナらしい

2010年3月15日
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今年もチャイナらしいタフなレースとなった。
明けて翌日、本日はアワードパーティ。
中国ならではのパフォーマンスを観た後、
エイジことの表彰が。
トロフィーも、手作り感溢れていて、いい感じ。

IMG_8740.jpgのサムネール画像
レース結果は以下の通り。
Men
1. Luke Mckenzie 8:41:15
2. Jozsef Major 8:52:29
3. Jens Groenbek 9:17:06
4. Shingo Tani 9:19:01
5. Mike SCHIFFERLE 9:30:16
6. Eneko Elosegui 9:31:46
7. Justin Granger 9:41:45
8. Hiroyuki Nishiuchi 9:43:57
9. Brandon Marsh 9:52:00
10. David Bentley 9:52:51

Women
1. Amy Marsh 9:52:45
2. Nicole Leder 10:02:58
3. Heidi Jesberger 10:08:52
4. Maki Nishiuchi 10:21:52
5. Shiao Yu Li 10:48:26
6. Amy Simonetta 10:55:09
7. Amy Gluck 11:07:15
8. Anna Baylis-Scheiderbauer 11:09:08
9. Rebecca Kynaston 11:17:00
10. Ali Croser 11:26:10

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今回参加した日本のプロ選手たち。西内洋行(8位)谷新吾(4位)西内真紀(女子4位)
惜しくもハワイのプロスロットは獲得できなかった。

レース前日

2010年3月13日
本日は晴れ。
少しずつ、蒸し暑さが戻って来ている。
毎回そうだが、特にロングのレースでのエントリーと取材を掛け持ちするのは、
息つく暇もなく、やることが目白押しだ。

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スイム試泳、競技説明会、バイクチェックインの合間に、
スタート会場でのプレスブリーフィング、
大会側が準備してくれた撮影用のモーターバイクのドライバーとのミーティング......。
あっという間に、1日が過ぎて行く。

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今回、レース当日、ジェロさんが乗るモーターバイク。
どんな写真が撮れるか乞うご期待

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クリス・マッコーマックをはじめ、プロのバイクもスタンバイオッケイ


明日は、過酷な気候となり、
『これぞチャイナ!』というレースになるだろうか。


新旧が混じり合う街

2010年3月12日
中国の海南島に来ている。
IMチャイナの取材である。
2年ぶりの来訪であるが、1カ月開催が早まったことで、
思ったより涼しい感じがする。

中国の発展はすざまじい。
レースが開催される
海南島の北の玄関口「海口」の街は、
摩天楼のビル群と昔ながらの街並が混在する。

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レース2日前。
あちこちで、急ピッチで準備がなされていた。
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上/スイム会場 下/フィニッシュ会場

クリス・マコーマックやルーク・マッケンジーなど強豪揃いなので、
レース展開も楽しみだ。
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日本初のトライアスロンに特化した博覧会が東京の青山で開催されている。
9日のシンポジウムに続き、
10日11日の2日間にわたって、一般公開されている。
本誌でもブースを出させてもらっている。

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一般公開初日は、
バリバリのトライアスリートはもちろんのこと、
まだはじめる前だという初心者の方々まで、
多くの来場者があり、会場は熱気に包まれていた。
われわれのブースにも多くの方が顔を出してくれた。
ありがたいことである。
トライアスロンが、間近に感じてもらったり、
本誌が少しでも多くの人に知ってもらえたら、
こんなに嬉しいことはない。
最終日11日は、18時まで。

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本誌でも執筆してもらっているボサノバ歌手のニロさんも来訪
編集部に届いた郵便を開けてみたら......。
おおお。

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なんとも本誌仕様のハイチュウが。
練習仲間からの贈り物である。
ありがたいことである。

......もったいなくて、食べられない。


昨日は、東京マラソンが開催された。
35,000人のランナーが都心を駆け抜ける壮大なイベント......。
その舞台の勝負服は、「旅烏のトライアスロン・ウエア」にした。
創刊号に掲載した、あの胸と背中に、
本誌のロゴがシルバーに輝いているブラックの上下である。
それで走れば、一般ランナーの方々にも、
本誌のことを知ってもらえるかもしれないと思ったのだ。
もちろんランパン、ランシャツで走るようなエリート選手のような速さじゃないので、
アンダーを中に着込んだが......。

IMG_8575.jpgのサムネール画像のサムネール画像
スタートの瞬間。


スタート前から小雨。
コンビニで急遽500円の雨具を買う。
途中で脱げばいいやと、
それを着て、スタートしたのだが......。
雨はやむ気配はなく、
おまけに寒いので、その雨具を脱げない。
ようやく雨具を脱いだのは、浅草を過ぎて30キロ地点くらいだった。
あああ。なんと出来の悪い宣伝マンなんだろう。

IMG_8603.jpgのサムネール画像
銀座もランナーで埋まる。


それでも、キロ6分ペースを保って、
抑え気味に走っていたので、
30キロを過ぎても落ち込むことはなかった。
少しビルドアップ気味に、その後は走れたので、
多くのランナーが、銀色ロゴを見てくれたかも。
(いや〜、辛い時は、人の背中なんか見てないよな)
とにもかくにも、一応、任務は遂行したのである。
残り10キロだけだけれど......。

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例年、ランナーのためにみそ汁やお茶などのHOTなものを提供してくれる築地の私設エイドには、
円太郎さんをはじめ、多くの仲間たちがボランティアをしてくれていた。
みなさん、ありがとう!!!


建物のセキュリティの規約上、編集部は一般公開しておりません。
あしからず。

 

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