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フィニッシュメダルと今回出場の記念に購入した

島アクセサリー屋「utatane」のキーホルダー


レース後、トランジッションバックを開けて、

中身を確認したところガーミンは入っていなかった。

ということは更衣室の机の上に放置してしまったのか。

順位的に真ん中辺でスイムアップしているので、

多くの選手が更衣室を使っているはず。ああああ。

3年は使っているガーミンだが、

ずっと一緒に練習した、

まだまだちゃんと動いていた可愛い相棒だ。


レース後はあまり眠れなかったので、

夜中に事務局の事情を説明したメールを送るも、

レース翌日の忙しい時に、事務局からの連絡はなかった。

ふれあいパーティの時に、会場の事務局詰所に行って聞くと、

レース中の忘れ物は、

大会事務局のある体育館2階に届いているとのこと。

でもパーティが終わる時間には、もう閉まっているという。

しかたなくレース2日後の朝一で体育館へ行くことにした。


忘れ物が並んでいるところには、相棒の姿はなかった。

事務局のスタッフに聞くと、時計は別の場所に保管してあるという。

事務室の中に入ると、ひとつの机の上に時計が3つ。

そのひとつが旅烏の持っていたガーミンと同じ910XTJだった。

見た目は愛しの相棒と同じ形状だが確信がない。

もちろん充電切れしているので確認する手段がない。

名前と連絡先を記入した後、

レース番号が記されているリストバンドとガーミンを

スタッフの人が、一緒に写真を撮った。

そして、もし自分のものでなければ連絡をすることにして、

ガーミンを受けとることができたのである。


ホテルに戻り、充電開始。

そしてパソコンに取り入れて見ると......。

マルチモードになっていたスイムタイムの表示は、

1:10:17

旅烏と同じだった。

自分のガーミンであることの証明された瞬間だった。


置き去りにされたガーミンのその後の軌跡は、

地図上に残っていた。

スイム会場からあちこち動いて、

最終的に体育館へと到着している。

旅烏がレースをしている間、

ガーミンもまたボランティアスタッフとともに、

あちこち動いていたようだ。

電池が事切れるまで、自分の存在を発信し続けていたのである。

なんとも健気ではないか(涙)。


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ちなみに忘れ物が並んでいる場所から、

バイク用ライトとフロアーポンプは見つからず。

代わりにスペシャルエイドで置いてきたボトルを救出した。

スペシャルで預けた補給食を入れていた紙袋の中に保存されていた。

エイドの人がわざわざ持ち帰ってくれたのだろう。

色合いが気に入っていたが、

捨てボトルとしてあきらめていたのに、

感謝である。


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今年で33回目を迎える全日本トライアスロン宮古島大会。

2002年に初参戦して以来、今年で10回目の出場となる。

この節目にあらためて自分の記録を紐解いてみた。


●自己ベスト 2007年(45歳)

11:43:35 (579/1399人中)

Swim 0:55:18 (311/1399) Bike 5:57:01 (806/1399) Run 4:51:16 (546/1399)

●自己ワースト 2003年(41歳)

13:46:42 (1076/1165)

Swim 1:01:23(811/1165) Bike 7:02:51(1207/1165) Run 5:42:28(839/1165)

●最新のタイム 2010年(52歳)

12:05:38 (703/1534)

Swim 1:03:37 (849/1534) Bike 6:10:50 (1088/1534) Run 4:51:11 (479/1534)


あまりタイムなど気にせずにやってきたノロ亀旅烏だが、

過去の自分と向き合うと、結構速いという印象。

自己ベストのスイムタイムに至っては55分台なんて!

10年後の55歳の今の自分にとっては、夢のまた夢だ。

伊良部大橋ができたので、バイクコースの距離がのび、

コースもハードになっているし、

風や天気の天気のコンディションによって激変するので、

一概に推し量ることはできないが、

過去の自分のタイムを基準に、今回の目標を決めた。


●最低限の目標

Swim 1時間15分切り  Bike 6時間切り Run 5時間切り

●通常の目標

12時間切り

●最大限の目標

自己ベスト更新

 

落車して肩の靭帯を断絶してからは、

スイムが低迷しているので遅めのタイムを設定。

ランは普通に走ることができれば、

5時間はいつも切れているので問題ないはず。

バイクはずっと苦手競技だったが、

その分、伸びしろが一番あると思って、

この冬場は自分なりに練習はしたという手応えがあった。

バイクコースが今までよりハードでも

6時間は余裕で切れるはずだと思った。

バイクのタイムによっては12時間切りはもちろんのこと、

うまくすれば自己ベスト更新なんかできるかも、

と実は密かに皮算用して、ほくそ笑んでいたのである。


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 スイム直前、TTメンバーと。


時計回りのスイムコースは、右オープンなので、

左端からスタート。

かなり大回りになったはずだが、

それでもバトルを避けることができたので、

平常心で泳ぐことができた。

コーナーを曲がる頃から、

あまりに左寄りに泳いでいる人はパスして、

インコース側に寄るように泳ぐ。

最後のブイを曲がった頃に、

海パン一丁で泳いでいるCEEPOの田中さんを発見。

田中さんはスイムが速いことで有名なので、

結構、いい感じかも」と気をよくする。

ほどなく自分より少し速くて、

バタ足をあまり激しくしないスイマーを見つけ、

コバンザメ作戦開始。

心配していた肩の痛みも出ないままスイムフィニッシュ。

1時間10分台だったので、今の現状では上出来である。


スイムアップして、多くの応援に応えながら更衣室へ。

旅烏、ロングの場合、すべての競技のウエアを全とっかえしている。

おまけに5本指靴下も履く。

かなり時間をロスするのだが、それよりも快適性を重視している。

それでもやはり焦っていたようだ。

着替えのため邪魔なので、

1回、時計タイプのガーミンを外して、更衣室の机の上に置いた。

着替えている間にそのことをすっかり忘れて

バイクスタートしてしまった。

机の上に置きっ放しにしたのか、

ウエットスーツとか、そのへんに脱ぎ捨てた荷物と一緒に

トランジッションバックに入れたのかも、定かでない。

またまたやってしまった旅烏。


実はスタート前、真っ暗な時にバイクセッティングしている時、

すでにバイク用ライトとフロアーポンプをどこかに置き忘れて、

探したが見つからず、紛失したばかり。

歳を重ねるごとに、おっちょこちょい度は増すばかりだ。


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まだ調子のよかった伊良部大橋


バイクは最初のうちは練習の成果もあってか好調だった。

2月の終わりにはひとり合宿に宮古島に来て、

コースも把握していたので、平坦な場所では、

向かい風でもDHポジションでガンガン突き進む感じが嬉しかった。

上り坂に差し掛かると反対にガンガン抜かされるが、

負荷をかけて脚を使わない作戦だからと、

あまり気にせず軽いギアで抜かされるにまかせた。

しかし100キロを超える頃から、今ひとつ調子があがらなくなる。

大臀筋の後ろ上部のあたりが重くなってくる。

DHポジションが辛くなってくると、

四六時中ガンガン抜かされる感じ。

しかも、あちこちのエイドでも休憩してしまい

ロスタイムがどんどん増える。

結局、6時間を大幅に超えてバイクフィニッシュ。


時計がないので、

バイクからサイクルメーターを外して更衣室へ駆け込んだ。

今までは苦手なバイクパートが終わると、

「よく頑張った!」と清々しい気分になるのだが、

今回はいつもと違っていた。

バイクの不甲斐なさに、ガッカリした感じだったのだ。

まぁ、それでもランに入らなくてはと、またまた全とっかえ。

5本指靴下もまたまた5本指靴下に履き替えた。

当然、トランジッションで10分以上かかってしまう。


スタートしてほどなく、

トップ選手のキャメロン・ブラウンとすれ違う。

それなりに冷静で、

突っ込みすぎないようにキロ6分弱で走るイメージだった。

右手にスポンジ、左手にサイクルメーターという両手ふさがりで走る。

サイクルメーターを持って走ったことなどないから、

ラップの操作の仕方がわからず、

ただ時間を見るという感じになった。

でも何もないよりは少しはマシか。

防水性に優れているので、

水をかぶったりしてもあまり気にならなかったのは不幸中の幸いだ。


ランの調子は悪くなかった。

バイクの時にあんなに怠かったのに、脚も軽やかだ。

このペースで走れば

バイクの失速を挽回できて自己ベストも狙えるかもしれない。

懲りない旅烏が登場。

前を走る選手を一人ひとりパスしていくことに快感を覚えながら進む、

いやーな奴。


しかしやはりそんなにうまくはいかない。

15キロ過ぎから、気持ちが悪くなる。

日差しは強いが、蒸し暑くはなく、

涼しげな風が吹いていたので、コンデションは悪くなかったのだが、

それでも脱水気味だったのかもしれない。

気づいてからは塩を舐めたりしたが、

すぐにでも戻してしまいそうな感じになった。

歩きはしなかったが、次第にペースも落ちてくる。

ハーフまでも来ていないのに、

こんな状況でフィニッシュできるのか。

一瞬、そんな気持ちまで過ぎったほどだ。


ようやく折り返し地点に辿り着き、

ハーフ地点のエイドで少し腰掛けて休んだ。

そして最後の手段のコーラを飲む。

旅烏にとって、コーラは一か八かのカケ。

コーラを飲んだとたん吐き気を催し、戻しまくることが多い。

しかし数回、コーラを飲んでから、

なぜかスッキリして復活することが稀にあった。


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コーラを飲むと、やはりゲップとともに吐き気が。

しかしそれを我慢しているうちに、気分が持ち直した。

それからは淡々と走ることができるようになった。

ペースも次第にキロ7分弱くらいに回復し、

最後はキロ6分くらいで走りきることができた。


一刻も早くこの苦しみから逃れたいと必死で走っていたのだが、

競技場までの坂道は、

あと少しで終わってしまうという寂しさが沸き上がるようになっていた。

沿道の応援する人たちで鈴なりになっている。

その花道の中を突き進むように競技場に入ると、

ライトに照らされたトラックが目の前に広がっていた。

「謝さん!」

まわりで多くの人の声が聞こえてくる!


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最後はトリップのメンバーがトリップの横断幕を持ってきてくれて、

一緒に走ってゴール。

何度経験しても、感激でいっぱいの瞬間だ。

 

  今回の記録 

2017年(55歳)

12:45:56 (858/1552人中)Swim 1:10:15 (734/1552) Bike 6:18:37 (1105/1552) Run 5:17:04 (749/1552)

 

結局、最低限の目標ですらクリアできていない。

それなりに練習を積んだバイクがやはり一番悔しい結果。

バイクのセンスがないことを痛感。

課題の残る結果にはなったが、

この舞台に立つことができたことに感謝しよう。


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フィニッシュロードに入ると、
スポットライトが眩しかった。
両側の沿道の人とハイタッチしながら、
100mほどのフィニッシュロードを駆け抜けた。
疲れてはいたが、湧き上がる達成感に笑顔がこぼれた。
旅烏の名前をコールして、
「YOU ARE IRONMAN !」と叫んでくれたMCの人とハイタッチして。
フィニッシュラインを越えた。
RUN   5:36:48

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ガーミンの記録も正式なタイムとほぼ同じ。
コース地図とか、参考にしてください。

フィニッシュ後、疲れ果ててフィニッシュエリアに並んでいた
ベッドに横になり少し休養していると、
腹が減ってきたので、何か食べようとフードスペースへ。
いろいろと並んでいたが、結局、温かいスープしか飲めなかった。
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すぅ〜さんと一緒に、バイクのピックアップのためにトランジッションにいる時、
制限時間終了の0時の花火があがった。
多くの花火が夜空を染めて、綺麗だった。
 
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以下は、今回の結果の考察などしてみる(笑)。
2014年のジャパンでの旅烏の記録はこちら。
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15時間台で、1,345人中、963位。制限時間は17時間。
2015年、アイアンマン台湾は、1,023人中、676 位。制限時間17 時間。
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コースが違うので一概にはいえないが、
旅烏のフィニッシュタイムを比べてみても、かなりレベルが高い感じ。
制限時間も16時間10分で、かなりハードだ。
14時間台のフィニッシュは、旅烏にとっては上出来なのだが、
2012人参加人数中、1518番。
ほぼ4分の3の順位。
Athleate tracによれば、
SWIM終了時 1482位 BIKE終了時 1538位 RUN 終了時 1518位
課題のバイクを頑張った割には、
やっぱりBIKEで順位を落としている感じ。
水温が低く、昨年はダメだったウエットが着ることができたスイム。
肩鎖関節脱臼で靭帯を損傷してからは、ベストタイムだったのは、明るい兆し。
バイクは、キモだった110キロからの峠越えのヒルクライム部分も、
北海道の実証実験よりは短く感じたし、
辛いながらも、部分的には楽しく走れたのも良しとしよう。
ランは、吐き気との闘いだったが、
途中からほとんどエネルギー補給できなかったにもかかわらず、
最後まで走り切れたのは、マヨルカ入りしてから、
ホテルのバイキングで、がっつり食べることができて、
カーボローディングができていたせいに違いない。
またレース日のみ、曇りベースで時折土砂降りという特殊な天候で、
寒かったものの、灼熱の日差しに曝されず脱水症状にならなかったのも、
今となっては、よかったと思う。

ちなみに旅烏の自己ベストのアイアンマンは、2013年のケアンズ。
1,389人中815位。バイクもランもフラットなので、13時間台のタイム。
スクリーンショット 2016-10-05 23.17.16.pngのサムネール画像

透明度の高い海を泳ぎ、
マヨルカ独特の乾いた大地と、峻険な峠と、オーシャンブルーの海岸線と、
そして息を飲むように美しい街並をバイクで疾走し、
リゾートの雰囲気の漂うアルカディアの港町を走る。
コース設定は、絶妙。
また開催されているアルカディアの街も、
リゾートの雰囲気満点で、治安もよく居心地がよかった。
またいつか再訪してみたいものだ。

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※大会会場からも近く、落ち着いた雰囲気で、ホテルの選択が成功したのも、
よい旅になった要因のひとつだ。


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※帰途の便から、今回の3種目のコースが見下ろせた。
スイムは手前の湾で、
バイクは画面中央の緑の部分から、
奥の湾を通って山岳コースに入り、再び戻ってくる。
ランは手前の湾の海岸線を周回する。
トランジッションエリアに入り、意気消沈。
バイクラックには、ほとんどバイクがかかっている。
まだ制限時間までには、1時間はあるはずだが、
後ろに、そう何人も残っていないことを実感。
赤色のラン用のトランジッションバックをピックアップし、
オープンテントでまたまた全裸に。
とにかく寒くて、早く濡れているウエアを脱ぎたかった。
ボランティアの金髪の女の子にバッチリ見られた(汗)。
彼女は気にもとめていないようだが、旅烏、赤面。
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※バイクチェックインの時のラントランジッションバックから
奥に更衣室のオープンテント

手が凍えて、うまくウエアは着替えられないし、5本指靴下を履くのも苦労した。
X-LABの通称「し尿瓶」に溶かし込んでいたパワージェルも
雨で半分くらいしか摂取していなかったので、
これではランの途中で、必ずエネルギー切れになると、
トランジッションバッグに入れておいた
すぅ〜さんからもらった、「スポーツういろう」を2個摂取することにした。
これを開封するのに、また四苦八苦した。
普段ならば、簡単にオープンできるはずなのだが、
気持ちが焦るのと、手が思うように動かないとで、
ひとつ空けるのに1分以上かかってしまった。
最後にトイレに寄る。
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この立ちショントイレ。足の短く、疲弊している旅烏には、
難関であった(笑)。
T2  15:23
T2の方がT1より時間がかかったのは、はじめての経験だ。

トランジッションを出て、NILOさんを探すが見当たらず。
後でわかったのだが、
テントで旅烏がノロノロと着替えている間に、
ヌー号を発見したNILOさんが、
もうランに行ってしまったのだと思い、
あわててランコースへ移動して、
ランコース上でも会えないまま、空港に向かう時間となってしまったようだ。
スタート前に握手を交わしたのが、最後となるとは思いもよらなかった。
せっかく忙しい中、弾丸で応援に来てもらったのに、
不甲斐ないタイムのせいで、再会することができなかった。
またまたやっちまった。
申し訳ない。トホホ。

ランコースは、フィニッシュ地点を中心にして、
海岸線を行き来する9キロの周回コースを4.5周回する。
ランスタートして、しばらくはキロ5分ほどで行けるほど、身体が動いた。
自重してキロ5分半に落としたが、
これなら4時間ちょっとで行けるかも、とほくそ笑む。
......凝りない旅烏である。
案の定、6キロ過ぎから身体が重くなる。
まだ1周回目なのに......。
おまけに気持ちが悪くなってくる。
それでも、あまりバイクでエネルギーが摂れていないので、
エネルギー切れを危惧していたため、
7キロ地点のエイドで無理をして、バナナやパワークッキーなどを摂取する。
2周回目に入ったところの9キロ地点のエイドで
唯一このエイドで補給できるレッドブルも摂取。
しかし相変わらず気持ちの悪い状態は、解消されなかった。
そして11キロのエイドで禁断のコーラを摂取したとたん、
一挙に戻した。
完全に胃腸がやられている。
そこから先は、さらに吐き気との闘いで、
水とオレンジの汁を飲むことしかできない状態に。
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※2周回目の15キロ地点付近。
ゴールは、まだまだ先なのだが、もう苦そう。

それでも一度歩いてしまったら、もう進めないと思い、
エイド以外は歩かないことを決意し、前に淡々と進む。
キロ7分半から8分と、どんどん遅くなるが、
それでも前に向かって進む。
次第に暗くなるが、リゾート地なので、まだまだ人が多く出ていて、
沿道の応援が絶えなかった。
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3周回目。24キロ地点。首が上がっている。さらに辛そう。


4周回目になると、人も少なく閑散としてくる。
それでも淡々と前に進むしかない。
日本人選手にも、すれ違うようになった。
LUMINAの最新号で知ったのだが、
世界最大規模の経営者組織YPO-WPOの
日本メンバーによるトライアスロンチームが参加していたようだ。
最後の半周は、もう淡々と走るだけだった。
あと2キロというところから、
少しペースをあげることができた。
12時間台で先にフィニッシュした
TTメンバーのすぅ〜さんが、フィニッシュロードへと入る分岐点で待っていてくれて、
写真を撮ってくれた。
IMG_1364.JPGのサムネール画像のサムネール画像
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スイムアップしてから、300mくらい走ってトランジッションエリアへ。
完走目的なので、
旅烏、ロングのレースの時は、全種目着替えることにしている。
ヨーロッパ系は、着替えはオープンだと聞いていたが、
一応、男女は別のテントだった。
しかし、素通りできるようなテントで丸見え。
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※並んでいるトランジッションバックの奥に屋根だけのテントがみえるだろうか。
あれが更衣室。写真で見えているのは女子テント。丸見え!!

しかし郷に入っては郷に従え。
そこで全裸になって、スピードスーツにゆっくり着替える(笑)。
きっちり足を拭いて、5本指靴下を履いて、サプリも飲み忘れなく全部摂取。
その分、トランジッションタイムは、時間がかかった(汗)。
T1     12:48

バイク初盤。
調子は悪くなかった。
平坦基調で、ほどよくアップダウンがある。
上りでは、ものすごく軽いギアで脚を温存したため、
ガンガン抜かれるが、
平坦と下りになると、TTバイクのヌー号で、面白いように抜くことができた。
逸る心を押さえながら自重してこぐ。
でも、やはりノロ亀の旅烏、70キロ過ぎから大臀筋あたりが痛くなって
前に進まなくなる。
どうも向かい風のようだ。
なんとか気持ちを新たにこいでいる間に、
スタート会場付近に戻って来て、気分が変わる。
ここからが、本番。山岳コースへと続いて行く海岸線をこぐ。
また追い風になったのか、DHポジションでガンガン気持ちよくこげた。
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※う〜む。宮塚さんもお腹を出してこぐのが良いと指導しているが、
このポッコリは行き過ぎだなぁ。
レース前、カーボローディングにかこつけて、
ホテルのバイキングで、いっぱいスイート食べちゃったしなあ。
内蔵脂肪のせいかぁ? トホホ。

105キロのスペシャルエイドで補給して、
いよいよ山岳コースに入る。
この頃から、雲行きがおかしくなってくる。
ポツポツと雨が顔にかかる。
最初の6キロくらいは斜度は3%くらいなので、
それほど負担なく高度をあげることができた。
途中から7、8%の斜度になり、
徐々に脚に負担がくる。
おまけに、前が見えないくらいの土砂降りになる。
雷が光ったかと思うと、雷鳴が轟く。
周囲には、選手もまばらで、自分に避雷するのではと思うほど。
「きっと日本なら、中止になるだろうなぁ......」
と思うが、まったくその気配なし。
後方から選手が、別に気にすることなく、旅烏を追い越していく。
サングラスから、水が滴り落ち、
汗で曇って、前が見えない。
しかたなく、サングラスを外して、胸元にひっかけて淡々とのぼる。
青息吐息で、上りがひと段落するところまで上りきる。
タクシーで下見していたので、峠はまだ先だと知っているが、
ここからは尾根の上のようなアップダウンなので、
少しひと息ついた。
雨も小康状態となり、ひと安心。
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※尾根道の両側は、写真のような山肌が広がる。
下見の時の写真。レース日は雲がかかって、あまり景色は見えず。

尾根道の最後、一気に10%くらいの坂を上り切ると、
一気に下り。
ここからが激坂の九十九折。
幸い、雨は止んでいたが、ぬかるんでいるので慎重に下る。
それでも、下りでは、何人も抜くことができた。
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※どちらも下見の写真。こんな九十九折がずっと続く。

九十九折がようやく終わって、ほっとする暇もなく、再び土砂降りに見舞われた。
山の中腹にあるCaimari、Mascari、Campmetという名前の村を次々と通過していく。
趣きのある街並で、下見の時からその美しさに心を奪われて、
通過するのを楽しみにしていたのだが、
ものすごい雨で、街の間を抜ける坂道は、水浸しで川のようになっていて、
滑らないように、下るのが精一杯だった。
マンホールや凸凹の車止めとかもあり、
おまけに雨でブレーキの効きも悪くなり、冷や汗が出た。
落車しなくて、本当によかった。
雨さえ降っていなければ、絶景の街並を気持ちよく下れたのに、
残念だった。
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※下見の写真。素敵な街並でしょ。
レース中はまったく見る余裕はありませんでした。

熱中症の暑さ対策はしていたが、まさか雨の少ないマヨルカで大雨に見舞われるとは。
スピードスーツを来ていたので、だいぶ緩和されていたが、
下っている途中から、身体中が寒くて震えがくるほどだった。
低体温でリタイアした選手が多かったことを、後から知った。
残り20キロからは、65キロ地点からスタート地点までのコースと唯一重なる。
ちょうど、失速した区間で、やはり向かい風で、辛かった。
疲れていたし、まったくスピードが上がらず、
多くの選手に抜かされた。
それでも、17時までに着かないとNILOさんに会えないと
必死で最後の力を振り絞って前に進む。
幸い、16時台には、バイクフィニッシュする。
おおお。これでなんとか女神に会える(笑)。
BIKE  7:10:50
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レース当日。
4時に起床。ホテルの朝食バイキングは5時からだったので、
その前に4時半に、買い出しした朝食をつまんで胃袋を起こす。
5時から本格的に食べて、6時ホテルを出発。
NILOさんとも、ロビーで会うことができた。
わざわざ弾丸で応援に来てくれて感謝!
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トランジッションに向かって歩いていると、
正面から走ってくる大会スタッフに、
「ウエットスーツ持って来たか? オッケイになったぞ!」
と声をかけられた。
昨日の水温からして、もうウエットスーツは装着できないと思っていたが、
念のため、われわれは持って行くことにしていた。
しかし多くの選手は、あきらめて持参していなかったので、
ホテルにウエットを取りに戻る多くの選手たちとすれ違った。
それにしても、スタッフの人たちが、
その情報を一刻も早く選手に伝えようと駆け回っていたかと思うと、頭が下がる。
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トランジッションで最終セッティングをして、
最後のトイレにも行って、
スイムバックをフィニッシュ近くに預けてから、
ちょっと試泳をしている間に、
すぐにプロのスタート時間となってしまった。
NILOさんは本日の夜の便でミュンヘンに帰ってしまうので、
夕方の17時には、大会会場を出発しなければならない。
「バイクフィニッシュのところで待っていますね。頑張ってください」
とNILOさんに言われて、最後に握手を交わして、スタート地点へ。
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スイムスタートはローリングスタートで、
申告タイムごとに5つのエリアに並ぶ。
旅烏の予想フィニッシュタイムは1:30だったので、
ちょっと頑張って、1:20〜1:30hのエリアの後方に陣取る。
女子プロがスタートした後、
男子プロスタート7分後の7:37にエイジスタート。
ローリングスタートといっても、
タイム申告の速い人から、随時、ゾロゾロスタートする感じだった。
スイムコースは、M字型で、2.4キロ地点で一度、上陸する。
息づきが右オープンなので、左端の大外から泳ぎはじめる。
思ったよりばらけていて、バトルは気にならなかった。
白砂のビーチを過ぎると、一面緑の水草で覆われている。
透明度はいいのだが、マリーナがあるためか、
あまり水質はよくない。
500mを過ぎた頃から、
ちょうど同じくらいのスピードの選手が蛇行して泳いでいて、
進路を何度も邪魔されて泳ぎにくかった。
そのため、スピードアップして、前に出る作戦に。
息があがったが、それからは、マイペースで泳ぐことができた。
あまり体力を使わないように、
同じペースの選手の後ろをドラフティングして距離を稼ぐ。
2.4キロの上陸地点で、手元のガーミンはほぼ60分を示していた。
このペースならば上出来だと、
それ以降も、ビルドアップ気味に気持ちよく泳ぐことができた。
やはりウエットスーツがあるとないとでは大違い。
余力はまだあるのを実感しながら、スイムアップ。
SWIM  1:22:57
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マヨルカ滞在2日目は、
まず大会受付をすます。
スペインのトライアスロン協会の1day会員にならないと参加できないので、
それを支払った後、
選手を証明するリストバンドやゼッケンやナンバーシールなどが支給される。
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受付が終わると、アイアンマンストアに繋がっていて、
その奥にいろんなスポンサーのショップのテントを通過した後、
参加賞のトランジッションバックを配布される。
さすが、商業的にも選手がお金を落としやすくレイアウトされている。
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今回のコースのキモは、110キロ地点からの標高差600m峠越えなのだが、
試走するには、あまりに体力を消耗すると思い、
80キロから先の山岳コースを3時間タクシーチャーターして下見をした。
最初の6キロくらいは斜度はそれほどないが、
それ以降は、7、8%の上りが続く。
120キロ過ぎで、この上りは辛い。
かなりビビる。
さらに怖いのは、九十九折の下り!
眼下の谷が牙を向いている。落ちたらたいへんだ。
またまたビビるぅ!
ひとり4,000円くらいかかったが、
一度、見ると見ないとでは、大きく違ったので、
これは散財とはいえないだろう。
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余裕を持って早めに現地入りしたので、
2日間、時間があったが、
レース前は、あまり追い込まず、
バイクの調子を見るために、バイクの一部を25キロほど試走したのと、
スイムスタート時間に試泳したり、ホテルのプールでほぐしスイムしたり、
日差しが弱くなってからランコースを6キロほど試走したのみ。
IMG_0976.JPGのサムネール画像
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レース前日には、競技説明会とカーボパーティがビーチで開催。
屋外というのが、すごい。
あまり雨が降らないから、ビーチでも大丈夫なのだろう。
さまざまな言語で、1時間ごとに競技説明会をやるのだが、
その同じ会場でパーティが開催されている。
パーティというよりバンケットスタイルで、
5時間くらいずっとやっていて、
自由に食事をつまむという感じ。
食事内容は、パスタとサラダと飲み物(生ビールあり)程度で、
本当にシンプルで、ごちそうという感じではない。
マレーシアのような豪華版をお望みの方は、ちょっとガッカリかも。
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もちろん日本語はないので、
われわれは英語の競技説明会に参加し、
夕方、バイクチェックインへ。
道を閉鎖してトランジッションエリアが作られている。
バイクとランのトランジッションバッグも持って行かなければならないが、
レース当日でも触ることができた。
バイクやヘルメットのチェックは緩め。
自己責任ということが徹底している感じ。
2000台のバイクが並ぶと壮観。
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ドイツのミュンヘン在住のTTメンバーであるボサノバ歌手のNILOさんが、
応援に来てくれることになっていて、
夜、会う予定だったが、飛行機が遅れて、その日は会えず。
翌朝に会うことになる。
23時近くに就寝。
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地中海に浮かぶマヨルカ島。
3年前にこの島でアイアンマンが開催されることになった時から、
いつか行ってみたいという気持ちが湧き上がった。
とは言っても、ヨーロッパなので、
そう簡単には実現しない。
昨年のアイアンマン・ジャパン参加を断念し、
2年計画で、資金繰りと時間の調整をすることにした。
TTメンバーに声をかけたところ、
すぅーさんが同行することが決まり、
今回は、二人で行くことになった。

1年前のレースの翌日には、大会エントリーをして、
なるべく節約するために、
ホテルも航空券もすべて個人手配。
ネットで検索して、スタート会場からほど近くて、
あまり中心部の騒がしくないホテルを選んだ。
せっかくだからオーシャンビューの部屋をネットで確保。
また航空券は、直行便がないので、
バイク輸送をするので、
トランジットが面倒くさくないことを最重要点に航空会社を選んだ。
フランクフルト経由でマヨルカの中心都市バルマ・デ・マヨルカに航路を持つ
ルフトハンザ航空にした。
ルフトハンザからパルマ・デ・マヨルカの飛行機は小さいので、
バイクの搭載に制限があると聞いていたので、
航空券が発売された1月上旬にはネットで予約をして、
バイク搭載の予約も完了した。
ルフトハンザは、スポーツ用品が無料になるサービスがあり、
23キロ以内なら、スーツケースの他、
バイクなどのスポーツ用品も無料になったので、だいぶ助かった。
すぅ〜さんが、中京圏在住なので、
乗り継ぎもよかったのでセントレア空港から出発。
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※経由地のフランクフルトのカフェで一息

乗り継ぎ1時間で、フランクフルト経由で、パルマ・デ・マヨルカ到着。
時差7時間だが、現地時間の夕方には現地に着いた。
スコールがあったようで、虹がわれわれを迎えてくれた。
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IMG_6471.jpgのサムネール画像
2014年のシーズンの最大のレースと位置づけていたアイアンマン・ジャパン北海道。
昨年の大会もエントリーしていたのだが、
レース3週間前に練習中に落車して、肩鎖関節を脱臼。
現地入りするものの、片手で泳ぐこともままならず、スタートラインにも立てなかった。
どうしても完走したいという2年越しの思いもあり、地元のTTメンバーの協力もあって、
前もって2日間に分けて、バイクコースを試走もした。
フィニッシュラインへの手応えを少しは感じて、レースにのぞむはずだったが、
直前の1ヶ月は仕事も忙しく、ロングライドに行けず追い込めないままテーパ期に入り、
しかもまたもやレース直前に、
台風の影響の強風で突然閉まったドアに左手の中指をはさみ、
指の先を骨折するというヘマをしてしまう。
あいかわらずの旅烏である。
今回の目標は、終始笑顔で、できれば14時間くらいでフィニッシュしたいという感じ。

レース当日。
中指の骨折は、物があたったりしなければ痛くはなくなっていた。
しかし、バトルで当たったりしたら、ひぇ〜となるので、
左側の大外を泳ぐ。右オープンだったので、ちょうどよかった。
淡水なので、少しトラウマが頭を過ったが、
過呼吸になりそうになると、リズムをとるように数をかぞえて、
なんとか平常心で泳ぐことはできた。
しかし、バトルを回避しすぎて、大回りになって、
ほとんどドラフティングもできない単独泳。
後続のウェーブの選手にドシドシ抜かれていく。
結局、予定より10分以上も遅い時間でスイムアップ。
1:31:51  878位 
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ロングの場合、全部着替える旅烏。
おまけに5本指の靴下......。トホホ。
でも、あわてない、あわてない。
T1   15:42

バイクは、苦手な上に、試走でハードと知っているので、
145キロのスペシャルエイドまでは、7割ほどのパワーで回転数重視で漕ぐ。
平坦なのに、DHポジションさえあまりせず、まったり。
スイムが遅かったのにも関わらず、どんどん抜かされる。
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坂に入ってからは、すでに最も軽いギアで、カラカラと。
どんどん抜かされるが、これも作戦のうちと、平静を装う。
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途中、土砂降りが降ったり、晴れ間が覗いたり、変な天気ではあったが、
気候的には、蒸し暑くもなく、快適ライドだった。
風さえ、追い風ならば、最高だったのだが......。
試走の時のことを思い起こしながら、マイペースで距離を稼ぐ。
スペシャルエイドには、お気に入りのプチケーキをしのばせていた。
さぁ、ここから頑張ろうと、プチケーキを食べて、いざ出陣。
しかし......。
なんか調子があがらないまま、ペースをあげることもなく、
今までのペースのまま進むことになる。
上りは遅いし、下りも落車のトラウマで慎重にならざるをえない。
おまけに中指が使えないので、短い薬指でブレーキをかけなければいけない。
もうビクビクでダメダメ。
最後から二つめの坂の勾配は、本当に降りようかと思ったほど。
ヘロヘロになってしまった。
最後の坂は、前の坂よりは勾配はなかったが、わかっちゃいるけど、長かった。
もう淡々と行くしかないと、ひたすら漕ぐ。
ようやく上り切って、湖畔に下りてきて、
いざ、DHバーでガンガン......の予定だったが、
ほんの5キロも進むと、なぜか向かい風にかわり、
それからは、もうDHもできないほど、ヘロヘロ、ノロノロに。
まったく追い込めないまま、青息吐息でバイクフィニッシュ。
7時間と予想していた旅烏、やはり甘かった。
バイクのセンスのなさを、再認識したフィニッシュだった。
TTバイクのヌー号に変えたのだが、旅烏には、やはり効力はなく、もったいなかった。
機材とか、まったく関係ない。それ以前の何かが問題なのだ。
8:13:10  1069位

バイクからランへのトランジッション。
もちろん全とっかえ。5本指の靴下から5本指の靴下へ。
まぁ、時間はかかるわなぁ。
T2    14:05

苦手なバイクが終わったので、それだけでちょっと嬉しい。
ランの調子は、まずまず。
最初の5キロくらいは、笑顔でキロ5分半から6分くらいで走ることができた。
ロングのランは、いつもはハーフくらいまでは、
その調子で楽しく進めるのだが、
やはり、バイクパートのダメージが身体全体を包んで、
6キロあたりから、脚が動かなくなる。
なんとかだましだまし走るのだが、笑顔がだんだんなくなっていく。
折り返しの12キロまでが長かったこと。
何か元気になる方法はないかと、禁断のコーラも口にするようになってしまった。
コーラを一度飲むと、最後まで飲み続けないとダメになる。
普段炭酸は、飲まないので、ゲップが出て困ったが、
他に方法がないので、しかたなくコーラ作戦で行くことにする。
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ゴールゲートに戻ってきて、2周回目のメンバーを見送り、
あと1周。スペシャルエイドにプチケーキを入れておいたが、
あまりうまいとは思わなかったほど。
かなり疲れが......。
エイドとエイドの間の2キロをひとつのセッションとして、
もうひたすら前に進んだ。
たぶんキロ7分〜8分あたり。
それでもなんとかエイド以外は歩かずに走った。
あたりは真っ暗。
20時45分に打ち上げられる花火が、湖畔の先であがった。
あの光のあたりまで戻らなければ、フィニッシュラインには到達できない。
もう前に進むのみ。
見上げれば、満点の星だった。
なんとなく元気が出て、さらに前に進んだ。
温泉街に入ってきて、次第にペースをあげることができた。
そしてフィニッシュラインまでの一本道。
そのまわりには、TTメンバーや応援の人たちが待っていてくれた。
感激。みんなとハイタッチして、
フィニッシュラインを踏んだ。
5:32:09   780位
総合 15:46:57   950位(順位は、すべて最終リザルトより)
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予想タイムより1時間45分以上も遅かった。
14時間なんて夢のような記録。
自己申告タイム差の旅烏杯をメンバーでやっていたのだが、
ブービーでした(笑)。
いろいろと課題の残るレースになった。
またイチからやり直しだ。
でも、フィニッシュラインに戻ってきた時、
TTメンバーや応援の人たちが、みんなで待っていてくれたことは、
本当に嬉しかった。
タイムや順位なんかより、それが旅烏の財産だなぁと思った。

2年越しの思いとともに、フィニッシュラインを越えることができた。
来年は......どうするか、とても今は言及できない。
あのバイクコースをもう一度走る気力が......。


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建物のセキュリティの規約上、編集部は一般公開しておりません。
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