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フィニッシュロードに入ると、
スポットライトが眩しかった。
両側の沿道の人とハイタッチしながら、
100mほどのフィニッシュロードを駆け抜けた。
疲れてはいたが、湧き上がる達成感に笑顔がこぼれた。
旅烏の名前をコールして、
「YOU ARE IRONMAN !」と叫んでくれたMCの人とハイタッチして。
フィニッシュラインを越えた。
RUN   5:36:48

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スクリーンショット 2016-09-27 11.05.30.jpg
ガーミンの記録も正式なタイムとほぼ同じ。
コース地図とか、参考にしてください。

フィニッシュ後、疲れ果ててフィニッシュエリアに並んでいた
ベッドに横になり少し休養していると、
腹が減ってきたので、何か食べようとフードスペースへ。
いろいろと並んでいたが、結局、温かいスープしか飲めなかった。
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すぅ〜さんと一緒に、バイクのピックアップのためにトランジッションにいる時、
制限時間終了の0時の花火があがった。
多くの花火が夜空を染めて、綺麗だった。
 
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以下は、今回の結果の考察などしてみる(笑)。
2014年のジャパンでの旅烏の記録はこちら。
スクリーンショット 2016-10-05 22.17.51.png
15時間台で、1,345人中、963位。制限時間は17時間。
2015年、アイアンマン台湾は、1,023人中、676 位。制限時間17 時間。
スクリーンショット 2016-10-05 22.25.55.png
コースが違うので一概にはいえないが、
旅烏のフィニッシュタイムを比べてみても、かなりレベルが高い感じ。
制限時間も16時間10分で、かなりハードだ。
14時間台のフィニッシュは、旅烏にとっては上出来なのだが、
2012人参加人数中、1518番。
ほぼ4分の3の順位。
Athleate tracによれば、
SWIM終了時 1482位 BIKE終了時 1538位 RUN 終了時 1518位
課題のバイクを頑張った割には、
やっぱりBIKEで順位を落としている感じ。
水温が低く、昨年はダメだったウエットが着ることができたスイム。
肩鎖関節脱臼で靭帯を損傷してからは、ベストタイムだったのは、明るい兆し。
バイクは、キモだった110キロからの峠越えのヒルクライム部分も、
北海道の実証実験よりは短く感じたし、
辛いながらも、部分的には楽しく走れたのも良しとしよう。
ランは、吐き気との闘いだったが、
途中からほとんどエネルギー補給できなかったにもかかわらず、
最後まで走り切れたのは、マヨルカ入りしてから、
ホテルのバイキングで、がっつり食べることができて、
カーボローディングができていたせいに違いない。
またレース日のみ、曇りベースで時折土砂降りという特殊な天候で、
寒かったものの、灼熱の日差しに曝されず脱水症状にならなかったのも、
今となっては、よかったと思う。

ちなみに旅烏の自己ベストのアイアンマンは、2013年のケアンズ。
1,389人中815位。バイクもランもフラットなので、13時間台のタイム。
スクリーンショット 2016-10-05 23.17.16.pngのサムネール画像

透明度の高い海を泳ぎ、
マヨルカ独特の乾いた大地と、峻険な峠と、オーシャンブルーの海岸線と、
そして息を飲むように美しい街並をバイクで疾走し、
リゾートの雰囲気の漂うアルカディアの港町を走る。
コース設定は、絶妙。
また開催されているアルカディアの街も、
リゾートの雰囲気満点で、治安もよく居心地がよかった。
またいつか再訪してみたいものだ。

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※大会会場からも近く、落ち着いた雰囲気で、ホテルの選択が成功したのも、
よい旅になった要因のひとつだ。


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※帰途の便から、今回の3種目のコースが見下ろせた。
スイムは手前の湾で、
バイクは画面中央の緑の部分から、
奥の湾を通って山岳コースに入り、再び戻ってくる。
ランは手前の湾の海岸線を周回する。
トランジッションエリアに入り、意気消沈。
バイクラックには、ほとんどバイクがかかっている。
まだ制限時間までには、1時間はあるはずだが、
後ろに、そう何人も残っていないことを実感。
赤色のラン用のトランジッションバックをピックアップし、
オープンテントでまたまた全裸に。
とにかく寒くて、早く濡れているウエアを脱ぎたかった。
ボランティアの金髪の女の子にバッチリ見られた(汗)。
彼女は気にもとめていないようだが、旅烏、赤面。
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※バイクチェックインの時のラントランジッションバックから
奥に更衣室のオープンテント

手が凍えて、うまくウエアは着替えられないし、5本指靴下を履くのも苦労した。
X-LABの通称「し尿瓶」に溶かし込んでいたパワージェルも
雨で半分くらいしか摂取していなかったので、
これではランの途中で、必ずエネルギー切れになると、
トランジッションバッグに入れておいた
すぅ〜さんからもらった、「スポーツういろう」を2個摂取することにした。
これを開封するのに、また四苦八苦した。
普段ならば、簡単にオープンできるはずなのだが、
気持ちが焦るのと、手が思うように動かないとで、
ひとつ空けるのに1分以上かかってしまった。
最後にトイレに寄る。
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この立ちショントイレ。足の短く、疲弊している旅烏には、
難関であった(笑)。
T2  15:23
T2の方がT1より時間がかかったのは、はじめての経験だ。

トランジッションを出て、NILOさんを探すが見当たらず。
後でわかったのだが、
テントで旅烏がノロノロと着替えている間に、
ヌー号を発見したNILOさんが、
もうランに行ってしまったのだと思い、
あわててランコースへ移動して、
ランコース上でも会えないまま、空港に向かう時間となってしまったようだ。
スタート前に握手を交わしたのが、最後となるとは思いもよらなかった。
せっかく忙しい中、弾丸で応援に来てもらったのに、
不甲斐ないタイムのせいで、再会することができなかった。
またまたやっちまった。
申し訳ない。トホホ。

ランコースは、フィニッシュ地点を中心にして、
海岸線を行き来する9キロの周回コースを4.5周回する。
ランスタートして、しばらくはキロ5分ほどで行けるほど、身体が動いた。
自重してキロ5分半に落としたが、
これなら4時間ちょっとで行けるかも、とほくそ笑む。
......凝りない旅烏である。
案の定、6キロ過ぎから身体が重くなる。
まだ1周回目なのに......。
おまけに気持ちが悪くなってくる。
それでも、あまりバイクでエネルギーが摂れていないので、
エネルギー切れを危惧していたため、
7キロ地点のエイドで無理をして、バナナやパワークッキーなどを摂取する。
2周回目に入ったところの9キロ地点のエイドで
唯一このエイドで補給できるレッドブルも摂取。
しかし相変わらず気持ちの悪い状態は、解消されなかった。
そして11キロのエイドで禁断のコーラを摂取したとたん、
一挙に戻した。
完全に胃腸がやられている。
そこから先は、さらに吐き気との闘いで、
水とオレンジの汁を飲むことしかできない状態に。
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※2周回目の15キロ地点付近。
ゴールは、まだまだ先なのだが、もう苦そう。

それでも一度歩いてしまったら、もう進めないと思い、
エイド以外は歩かないことを決意し、前に淡々と進む。
キロ7分半から8分と、どんどん遅くなるが、
それでも前に向かって進む。
次第に暗くなるが、リゾート地なので、まだまだ人が多く出ていて、
沿道の応援が絶えなかった。
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3周回目。24キロ地点。首が上がっている。さらに辛そう。


4周回目になると、人も少なく閑散としてくる。
それでも淡々と前に進むしかない。
日本人選手にも、すれ違うようになった。
LUMINAの最新号で知ったのだが、
世界最大規模の経営者組織YPO-WPOの
日本メンバーによるトライアスロンチームが参加していたようだ。
最後の半周は、もう淡々と走るだけだった。
あと2キロというところから、
少しペースをあげることができた。
12時間台で先にフィニッシュした
TTメンバーのすぅ〜さんが、フィニッシュロードへと入る分岐点で待っていてくれて、
写真を撮ってくれた。
IMG_1364.JPGのサムネール画像のサムネール画像
IMG_1423.JPG

スイムアップしてから、300mくらい走ってトランジッションエリアへ。
完走目的なので、
旅烏、ロングのレースの時は、全種目着替えることにしている。
ヨーロッパ系は、着替えはオープンだと聞いていたが、
一応、男女は別のテントだった。
しかし、素通りできるようなテントで丸見え。
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※並んでいるトランジッションバックの奥に屋根だけのテントがみえるだろうか。
あれが更衣室。写真で見えているのは女子テント。丸見え!!

しかし郷に入っては郷に従え。
そこで全裸になって、スピードスーツにゆっくり着替える(笑)。
きっちり足を拭いて、5本指靴下を履いて、サプリも飲み忘れなく全部摂取。
その分、トランジッションタイムは、時間がかかった(汗)。
T1     12:48

バイク初盤。
調子は悪くなかった。
平坦基調で、ほどよくアップダウンがある。
上りでは、ものすごく軽いギアで脚を温存したため、
ガンガン抜かれるが、
平坦と下りになると、TTバイクのヌー号で、面白いように抜くことができた。
逸る心を押さえながら自重してこぐ。
でも、やはりノロ亀の旅烏、70キロ過ぎから大臀筋あたりが痛くなって
前に進まなくなる。
どうも向かい風のようだ。
なんとか気持ちを新たにこいでいる間に、
スタート会場付近に戻って来て、気分が変わる。
ここからが、本番。山岳コースへと続いて行く海岸線をこぐ。
また追い風になったのか、DHポジションでガンガン気持ちよくこげた。
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※う〜む。宮塚さんもお腹を出してこぐのが良いと指導しているが、
このポッコリは行き過ぎだなぁ。
レース前、カーボローディングにかこつけて、
ホテルのバイキングで、いっぱいスイート食べちゃったしなあ。
内蔵脂肪のせいかぁ? トホホ。

105キロのスペシャルエイドで補給して、
いよいよ山岳コースに入る。
この頃から、雲行きがおかしくなってくる。
ポツポツと雨が顔にかかる。
最初の6キロくらいは斜度は3%くらいなので、
それほど負担なく高度をあげることができた。
途中から7、8%の斜度になり、
徐々に脚に負担がくる。
おまけに、前が見えないくらいの土砂降りになる。
雷が光ったかと思うと、雷鳴が轟く。
周囲には、選手もまばらで、自分に避雷するのではと思うほど。
「きっと日本なら、中止になるだろうなぁ......」
と思うが、まったくその気配なし。
後方から選手が、別に気にすることなく、旅烏を追い越していく。
サングラスから、水が滴り落ち、
汗で曇って、前が見えない。
しかたなく、サングラスを外して、胸元にひっかけて淡々とのぼる。
青息吐息で、上りがひと段落するところまで上りきる。
タクシーで下見していたので、峠はまだ先だと知っているが、
ここからは尾根の上のようなアップダウンなので、
少しひと息ついた。
雨も小康状態となり、ひと安心。
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※尾根道の両側は、写真のような山肌が広がる。
下見の時の写真。レース日は雲がかかって、あまり景色は見えず。

尾根道の最後、一気に10%くらいの坂を上り切ると、
一気に下り。
ここからが激坂の九十九折。
幸い、雨は止んでいたが、ぬかるんでいるので慎重に下る。
それでも、下りでは、何人も抜くことができた。
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※どちらも下見の写真。こんな九十九折がずっと続く。

九十九折がようやく終わって、ほっとする暇もなく、再び土砂降りに見舞われた。
山の中腹にあるCaimari、Mascari、Campmetという名前の村を次々と通過していく。
趣きのある街並で、下見の時からその美しさに心を奪われて、
通過するのを楽しみにしていたのだが、
ものすごい雨で、街の間を抜ける坂道は、水浸しで川のようになっていて、
滑らないように、下るのが精一杯だった。
マンホールや凸凹の車止めとかもあり、
おまけに雨でブレーキの効きも悪くなり、冷や汗が出た。
落車しなくて、本当によかった。
雨さえ降っていなければ、絶景の街並を気持ちよく下れたのに、
残念だった。
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※下見の写真。素敵な街並でしょ。
レース中はまったく見る余裕はありませんでした。

熱中症の暑さ対策はしていたが、まさか雨の少ないマヨルカで大雨に見舞われるとは。
スピードスーツを来ていたので、だいぶ緩和されていたが、
下っている途中から、身体中が寒くて震えがくるほどだった。
低体温でリタイアした選手が多かったことを、後から知った。
残り20キロからは、65キロ地点からスタート地点までのコースと唯一重なる。
ちょうど、失速した区間で、やはり向かい風で、辛かった。
疲れていたし、まったくスピードが上がらず、
多くの選手に抜かされた。
それでも、17時までに着かないとNILOさんに会えないと
必死で最後の力を振り絞って前に進む。
幸い、16時台には、バイクフィニッシュする。
おおお。これでなんとか女神に会える(笑)。
BIKE  7:10:50
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レース当日。
4時に起床。ホテルの朝食バイキングは5時からだったので、
その前に4時半に、買い出しした朝食をつまんで胃袋を起こす。
5時から本格的に食べて、6時ホテルを出発。
NILOさんとも、ロビーで会うことができた。
わざわざ弾丸で応援に来てくれて感謝!
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トランジッションに向かって歩いていると、
正面から走ってくる大会スタッフに、
「ウエットスーツ持って来たか? オッケイになったぞ!」
と声をかけられた。
昨日の水温からして、もうウエットスーツは装着できないと思っていたが、
念のため、われわれは持って行くことにしていた。
しかし多くの選手は、あきらめて持参していなかったので、
ホテルにウエットを取りに戻る多くの選手たちとすれ違った。
それにしても、スタッフの人たちが、
その情報を一刻も早く選手に伝えようと駆け回っていたかと思うと、頭が下がる。
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トランジッションで最終セッティングをして、
最後のトイレにも行って、
スイムバックをフィニッシュ近くに預けてから、
ちょっと試泳をしている間に、
すぐにプロのスタート時間となってしまった。
NILOさんは本日の夜の便でミュンヘンに帰ってしまうので、
夕方の17時には、大会会場を出発しなければならない。
「バイクフィニッシュのところで待っていますね。頑張ってください」
とNILOさんに言われて、最後に握手を交わして、スタート地点へ。
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スイムスタートはローリングスタートで、
申告タイムごとに5つのエリアに並ぶ。
旅烏の予想フィニッシュタイムは1:30だったので、
ちょっと頑張って、1:20〜1:30hのエリアの後方に陣取る。
女子プロがスタートした後、
男子プロスタート7分後の7:37にエイジスタート。
ローリングスタートといっても、
タイム申告の速い人から、随時、ゾロゾロスタートする感じだった。
スイムコースは、M字型で、2.4キロ地点で一度、上陸する。
息づきが右オープンなので、左端の大外から泳ぎはじめる。
思ったよりばらけていて、バトルは気にならなかった。
白砂のビーチを過ぎると、一面緑の水草で覆われている。
透明度はいいのだが、マリーナがあるためか、
あまり水質はよくない。
500mを過ぎた頃から、
ちょうど同じくらいのスピードの選手が蛇行して泳いでいて、
進路を何度も邪魔されて泳ぎにくかった。
そのため、スピードアップして、前に出る作戦に。
息があがったが、それからは、マイペースで泳ぐことができた。
あまり体力を使わないように、
同じペースの選手の後ろをドラフティングして距離を稼ぐ。
2.4キロの上陸地点で、手元のガーミンはほぼ60分を示していた。
このペースならば上出来だと、
それ以降も、ビルドアップ気味に気持ちよく泳ぐことができた。
やはりウエットスーツがあるとないとでは大違い。
余力はまだあるのを実感しながら、スイムアップ。
SWIM  1:22:57
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マヨルカ滞在2日目は、
まず大会受付をすます。
スペインのトライアスロン協会の1day会員にならないと参加できないので、
それを支払った後、
選手を証明するリストバンドやゼッケンやナンバーシールなどが支給される。
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受付が終わると、アイアンマンストアに繋がっていて、
その奥にいろんなスポンサーのショップのテントを通過した後、
参加賞のトランジッションバックを配布される。
さすが、商業的にも選手がお金を落としやすくレイアウトされている。
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IMG_0885.JPGIMG_0887.jpgIMG_0879.JPG
今回のコースのキモは、110キロ地点からの標高差600m峠越えなのだが、
試走するには、あまりに体力を消耗すると思い、
80キロから先の山岳コースを3時間タクシーチャーターして下見をした。
最初の6キロくらいは斜度はそれほどないが、
それ以降は、7、8%の上りが続く。
120キロ過ぎで、この上りは辛い。
かなりビビる。
さらに怖いのは、九十九折の下り!
眼下の谷が牙を向いている。落ちたらたいへんだ。
またまたビビるぅ!
ひとり4,000円くらいかかったが、
一度、見ると見ないとでは、大きく違ったので、
これは散財とはいえないだろう。
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余裕を持って早めに現地入りしたので、
2日間、時間があったが、
レース前は、あまり追い込まず、
バイクの調子を見るために、バイクの一部を25キロほど試走したのと、
スイムスタート時間に試泳したり、ホテルのプールでほぐしスイムしたり、
日差しが弱くなってからランコースを6キロほど試走したのみ。
IMG_0976.JPGのサムネール画像
IMG_1022.JPG

レース前日には、競技説明会とカーボパーティがビーチで開催。
屋外というのが、すごい。
あまり雨が降らないから、ビーチでも大丈夫なのだろう。
さまざまな言語で、1時間ごとに競技説明会をやるのだが、
その同じ会場でパーティが開催されている。
パーティというよりバンケットスタイルで、
5時間くらいずっとやっていて、
自由に食事をつまむという感じ。
食事内容は、パスタとサラダと飲み物(生ビールあり)程度で、
本当にシンプルで、ごちそうという感じではない。
マレーシアのような豪華版をお望みの方は、ちょっとガッカリかも。
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もちろん日本語はないので、
われわれは英語の競技説明会に参加し、
夕方、バイクチェックインへ。
道を閉鎖してトランジッションエリアが作られている。
バイクとランのトランジッションバッグも持って行かなければならないが、
レース当日でも触ることができた。
バイクやヘルメットのチェックは緩め。
自己責任ということが徹底している感じ。
2000台のバイクが並ぶと壮観。
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ドイツのミュンヘン在住のTTメンバーであるボサノバ歌手のNILOさんが、
応援に来てくれることになっていて、
夜、会う予定だったが、飛行機が遅れて、その日は会えず。
翌朝に会うことになる。
23時近くに就寝。
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地中海に浮かぶマヨルカ島。
3年前にこの島でアイアンマンが開催されることになった時から、
いつか行ってみたいという気持ちが湧き上がった。
とは言っても、ヨーロッパなので、
そう簡単には実現しない。
昨年のアイアンマン・ジャパン参加を断念し、
2年計画で、資金繰りと時間の調整をすることにした。
TTメンバーに声をかけたところ、
すぅーさんが同行することが決まり、
今回は、二人で行くことになった。

1年前のレースの翌日には、大会エントリーをして、
なるべく節約するために、
ホテルも航空券もすべて個人手配。
ネットで検索して、スタート会場からほど近くて、
あまり中心部の騒がしくないホテルを選んだ。
せっかくだからオーシャンビューの部屋をネットで確保。
また航空券は、直行便がないので、
バイク輸送をするので、
トランジットが面倒くさくないことを最重要点に航空会社を選んだ。
フランクフルト経由でマヨルカの中心都市バルマ・デ・マヨルカに航路を持つ
ルフトハンザ航空にした。
ルフトハンザからパルマ・デ・マヨルカの飛行機は小さいので、
バイクの搭載に制限があると聞いていたので、
航空券が発売された1月上旬にはネットで予約をして、
バイク搭載の予約も完了した。
ルフトハンザは、スポーツ用品が無料になるサービスがあり、
23キロ以内なら、スーツケースの他、
バイクなどのスポーツ用品も無料になったので、だいぶ助かった。
すぅ〜さんが、中京圏在住なので、
乗り継ぎもよかったのでセントレア空港から出発。
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※経由地のフランクフルトのカフェで一息

乗り継ぎ1時間で、フランクフルト経由で、パルマ・デ・マヨルカ到着。
時差7時間だが、現地時間の夕方には現地に着いた。
スコールがあったようで、虹がわれわれを迎えてくれた。
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IMG_6471.jpgのサムネール画像
2014年のシーズンの最大のレースと位置づけていたアイアンマン・ジャパン北海道。
昨年の大会もエントリーしていたのだが、
レース3週間前に練習中に落車して、肩鎖関節を脱臼。
現地入りするものの、片手で泳ぐこともままならず、スタートラインにも立てなかった。
どうしても完走したいという2年越しの思いもあり、地元のTTメンバーの協力もあって、
前もって2日間に分けて、バイクコースを試走もした。
フィニッシュラインへの手応えを少しは感じて、レースにのぞむはずだったが、
直前の1ヶ月は仕事も忙しく、ロングライドに行けず追い込めないままテーパ期に入り、
しかもまたもやレース直前に、
台風の影響の強風で突然閉まったドアに左手の中指をはさみ、
指の先を骨折するというヘマをしてしまう。
あいかわらずの旅烏である。
今回の目標は、終始笑顔で、できれば14時間くらいでフィニッシュしたいという感じ。

レース当日。
中指の骨折は、物があたったりしなければ痛くはなくなっていた。
しかし、バトルで当たったりしたら、ひぇ〜となるので、
左側の大外を泳ぐ。右オープンだったので、ちょうどよかった。
淡水なので、少しトラウマが頭を過ったが、
過呼吸になりそうになると、リズムをとるように数をかぞえて、
なんとか平常心で泳ぐことはできた。
しかし、バトルを回避しすぎて、大回りになって、
ほとんどドラフティングもできない単独泳。
後続のウェーブの選手にドシドシ抜かれていく。
結局、予定より10分以上も遅い時間でスイムアップ。
1:31:51  878位 
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ロングの場合、全部着替える旅烏。
おまけに5本指の靴下......。トホホ。
でも、あわてない、あわてない。
T1   15:42

バイクは、苦手な上に、試走でハードと知っているので、
145キロのスペシャルエイドまでは、7割ほどのパワーで回転数重視で漕ぐ。
平坦なのに、DHポジションさえあまりせず、まったり。
スイムが遅かったのにも関わらず、どんどん抜かされる。
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坂に入ってからは、すでに最も軽いギアで、カラカラと。
どんどん抜かされるが、これも作戦のうちと、平静を装う。
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途中、土砂降りが降ったり、晴れ間が覗いたり、変な天気ではあったが、
気候的には、蒸し暑くもなく、快適ライドだった。
風さえ、追い風ならば、最高だったのだが......。
試走の時のことを思い起こしながら、マイペースで距離を稼ぐ。
スペシャルエイドには、お気に入りのプチケーキをしのばせていた。
さぁ、ここから頑張ろうと、プチケーキを食べて、いざ出陣。
しかし......。
なんか調子があがらないまま、ペースをあげることもなく、
今までのペースのまま進むことになる。
上りは遅いし、下りも落車のトラウマで慎重にならざるをえない。
おまけに中指が使えないので、短い薬指でブレーキをかけなければいけない。
もうビクビクでダメダメ。
最後から二つめの坂の勾配は、本当に降りようかと思ったほど。
ヘロヘロになってしまった。
最後の坂は、前の坂よりは勾配はなかったが、わかっちゃいるけど、長かった。
もう淡々と行くしかないと、ひたすら漕ぐ。
ようやく上り切って、湖畔に下りてきて、
いざ、DHバーでガンガン......の予定だったが、
ほんの5キロも進むと、なぜか向かい風にかわり、
それからは、もうDHもできないほど、ヘロヘロ、ノロノロに。
まったく追い込めないまま、青息吐息でバイクフィニッシュ。
7時間と予想していた旅烏、やはり甘かった。
バイクのセンスのなさを、再認識したフィニッシュだった。
TTバイクのヌー号に変えたのだが、旅烏には、やはり効力はなく、もったいなかった。
機材とか、まったく関係ない。それ以前の何かが問題なのだ。
8:13:10  1069位

バイクからランへのトランジッション。
もちろん全とっかえ。5本指の靴下から5本指の靴下へ。
まぁ、時間はかかるわなぁ。
T2    14:05

苦手なバイクが終わったので、それだけでちょっと嬉しい。
ランの調子は、まずまず。
最初の5キロくらいは、笑顔でキロ5分半から6分くらいで走ることができた。
ロングのランは、いつもはハーフくらいまでは、
その調子で楽しく進めるのだが、
やはり、バイクパートのダメージが身体全体を包んで、
6キロあたりから、脚が動かなくなる。
なんとかだましだまし走るのだが、笑顔がだんだんなくなっていく。
折り返しの12キロまでが長かったこと。
何か元気になる方法はないかと、禁断のコーラも口にするようになってしまった。
コーラを一度飲むと、最後まで飲み続けないとダメになる。
普段炭酸は、飲まないので、ゲップが出て困ったが、
他に方法がないので、しかたなくコーラ作戦で行くことにする。
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ゴールゲートに戻ってきて、2周回目のメンバーを見送り、
あと1周。スペシャルエイドにプチケーキを入れておいたが、
あまりうまいとは思わなかったほど。
かなり疲れが......。
エイドとエイドの間の2キロをひとつのセッションとして、
もうひたすら前に進んだ。
たぶんキロ7分〜8分あたり。
それでもなんとかエイド以外は歩かずに走った。
あたりは真っ暗。
20時45分に打ち上げられる花火が、湖畔の先であがった。
あの光のあたりまで戻らなければ、フィニッシュラインには到達できない。
もう前に進むのみ。
見上げれば、満点の星だった。
なんとなく元気が出て、さらに前に進んだ。
温泉街に入ってきて、次第にペースをあげることができた。
そしてフィニッシュラインまでの一本道。
そのまわりには、TTメンバーや応援の人たちが待っていてくれた。
感激。みんなとハイタッチして、
フィニッシュラインを踏んだ。
5:32:09   780位
総合 15:46:57   950位(順位は、すべて最終リザルトより)
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予想タイムより1時間45分以上も遅かった。
14時間なんて夢のような記録。
自己申告タイム差の旅烏杯をメンバーでやっていたのだが、
ブービーでした(笑)。
いろいろと課題の残るレースになった。
またイチからやり直しだ。
でも、フィニッシュラインに戻ってきた時、
TTメンバーや応援の人たちが、みんなで待っていてくれたことは、
本当に嬉しかった。
タイムや順位なんかより、それが旅烏の財産だなぁと思った。

2年越しの思いとともに、フィニッシュラインを越えることができた。
来年は......どうするか、とても今は言及できない。
あのバイクコースをもう一度走る気力が......。


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一昨年、昨年と大好評だった沼津駅伝にチームTTで参加しませんか?
昨年は、LUMINAでチームTTが紹介されたので、ご覧になった方も多いでしょう。
今年は、ぜひ仲間に加わりましょう!

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まだウエアを持っていないという方も大丈夫。
メンバー募集と同時に募集期間限定で、ウエアも限定追加予約販売いたします。

レース日 2014年8月3日(日)
メンバー募集期間 2013年4月25日(金)〜5月15日(木
先着順17名。
お早めにお申し込みください。

前日には、旅烏と同宿、オフ会も企画しています。ぜひ交流の輪を広げましょう。
詳細は、こちらから。

ワニと共存できるかが、問題だ

  今シーズンはじめてのロング。このIMケアンズの1カ月前から、LUMINAの取材でミドル、スプリント、ミドルという3連戦が続いていた。最終ミドルから2週間のロング。レースが練習という状態に加え、疲れもどのくらい残っているかもわからなかった。旅烏流で「まぁ、なんとかなるか」という気持ちで現地に着く。

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 ケアンズの街は、想像していたよりもずっとこじんまりしていた。10万人ほどの人口だという。街並はとても整備されていて、亜熱帯の気候のせいかリゾート地の雰囲気。特にレース会場に近い海岸線の公園は、誰でも無料で入れるラグーンプールをはじめ遊歩道や自転車専用道路、屋外ジムなんかも設置されていて、運動環境としては抜群だった。さすがオージー文化。

+1時間という日本からの時差も少ないのも身体に負担がない。日差しが出ると暑いが、気候もほどよく快適な感じで、レースコンディションとしては、申し分ないように思えた。良いことづくしなのだが、ひとつだけ気になることが......。

 グレートバリアリーフの拠点として名高いケアンズではあるが、街の目の前のビーチは遊泳禁止だ。なんとワニが出るという。注意喚起の看板にも、ワニの絵が鎮座していた。オヨヨ。おまけにサメやクラゲも出るという。立ち寄ったジェラート屋のおばちゃんが、「この海で泳ぐなんて、信じられない!」という反応に、さすがにビビってくる。

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 レース前々日は、行動を共にしていたLUMINA発行人の松島さんとともに、海岸線をバイクやランコースを試走。しかしここで頑張ってもにわか筋肉がつくわけでもないので、ほんのちょっぴりだけ。レースに備えて体力を温存することに終始した。

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 レース前日にきめられた時間しか試泳ができないのは、ワニ防止のためか?どうやってワニを阻止しているのかは謎であるが......(汗)こわごわと海に入る。干潮になると干上がるほどの干潟なので、透明度はゼロ。これじゃ、ワニと遭遇しても、逃げようがないではないか。

 

首尾よくインコースをいったつもりだったが......

 不安を抱えながらも、レース当日。IM70.3、プロのウェーブの後、IMディスタンスは1200人の選手が一斉スタート。スイムコースは1.9km2周回。反時計回りなので、右オープンの旅烏は、左端からスタートして、インコースを泳ぐことになる。バトルが心配だったが、速い選手に立て続けに抜かされてしまうと、落ち着いて泳げるようになった。アウトコースの選手がかなり奥を泳いでいて、インコースを泳いでいる旅烏は、かなりロスなしで泳げていると得意な気分で2周回目に。途中、顔にピリッとした痛みを感じ、「あ、クラゲにやられた」と思ったが、泳いでいるうちに痛みが消えた。クラゲではなく、プランクトンだったのか、精神的なものだったのか......。身体も動いたし、できるところは前の選手についていってドラフティング作戦でも泳げたので、結構、いいタイムであがれたと思ったのだが、あがってみたら......1時間25分台。かなりガッカリする。ロスなしのコースをとったつもりで、実はかなり蛇行して泳いでいたのかもしれない。

 

思わぬ誤算

 ロングの場合、旅烏は敢えて全着替え。リフレッシュして次の競技にのぞみたいからだ。そのためT1の時間は、たっぷりかかる。トホホ。

 バイクに入った頃は、薄曇りで、脚も軽やかで、かなりスピードを出す。空港の先のロータリーのところで、前のバイクジャージの選手について行ったら、まったく選手がいなくなってしまった。これはおかしいと、そのバイクジャージの人に追いついて聞くと、その人は、選手ではなく、70.3の選手を応援に行くという。う〜む、なんとも紛らわしい。あわててコースに戻った。でもこのハプニングの時は、まだまだ元気だったので、それくらいのロスは気にならなかった。

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 しかし50キロを超えたくらいから調子がおかしくなってきた。太陽が顔を覗かせ、日差しが強くなってくる。身体全体がだるさを感じ、思うようにバイクをこげない。まだ半分も行っていないのに、DHポジションをし続けると、大殿筋の上の方が痛くてたまらない。おまけに甘いものを受付けなくなってしまった。バイクの前のジェットストリームのボトルの中に、パワージェルの梅味と練り梅チューブをまぜた特製パワージュースが入っているのだが、それを口に含むと、気持ちが悪くなる。エイドでもらうスポーツドリンクもダメ。しかたなくエイドの水とボトルに入れていたウーロン茶で、なんとか前進する。

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 バイクの上から見る風景は、それは美しい。右側には、真っ青な海原が見え、左側には、垂れ下がった雲間から緑色濃い山が迫っていた。調子がよければ、もっとこの景色を楽しむ余裕があるのだが......。その時の旅烏は、ひたすら苦しさを紛らわすことしか考えられなかった。

 調子はよくないものの、アプダウンを繰り返しながらも、平均速度は35km/hで、それほど遅くない。しかし、折り返したとたん、まったく進まなくなる。追い風だったことに気づくのは、いつも向かい風になった瞬間だ。自分の実力を過信していることを、なぜ気づかぬ旅烏。

 あまりにだるくて辛いので、次のエイドで下車。熱中症気味だと感じたので、塩サプリを飲んで、尻のストレッチ。そうすると、また少し集中して、遅いながらも前に進むことができた。それ以降は、エイドごとに降りて、水をかぶり、尻のストレッチをすることにした。

 海岸線のアップダウンの部分を2周回するので、1週回目の向かい風の箇所では、バイクを終えられるかどうか不安だった。90キロの表示を見た時は、「え、まだ半分もあるの」という感じだった。

web-CLBA4203-1.jpegのサムネール画像

 2周目の向かい風は、ゴールまでずっと続く。ひたすら我慢の連続だった。エイドで休んで、またDHポジションで進む。その繰り返しで、騙しだまし距離を稼ぐ。つけていたガーミンの表示は「170キロ」を示していた。あと10キロもあると、泣きそうになった時、なぜかバイクフィニッシュ地点についた。どうもバイクスタートから10キロほど、ガーミンが認識しなかったみたいだ。嬉しい誤算だった。

 

 5度目の正直

  T2もすっかり着替えて、エイドで顔も洗ってランスタート。いつも不思議なのだが、あんなにバイクの時に痛かった大殿筋や腰が、ランに入るとその痛さが消えるのだ。それ以外の筋肉には、あまりダメージを感じていなかったので、脚も動いた。入りはキロ5分半くらいだった。調子に乗るとまた失速すると自分に言い聞かせて、その後は6分半を目安に走った。次第にまた大殿筋のあたりがだるくなるが、それでもイーブンペースを保って、淡々と走ることに終始した。すでに薄暗くなり、おまけに小雨まで降ってきた。でも身体が火照っていたので、その雨が心地よいくらいだった。

 空港の脇あたりの道路は、まったく応援もいなくて、街灯もなく、どこを走っているのかさえわからないくらいだったが、公園を抜けて、ケアンズの街に入ると、一挙に応援が増える。特にフィニッシュ会場に近いエスプラネード通りでは、歓声で溢れる大観衆の長い列が繋がっている。実は、ランコース、ちょっと意地悪にできている。フィニッシュ地点を通り過ぎた後、桟橋の先まで走った後で折り返し、また同じ道を戻って、大声援を再び浴びて、公園を抜けて折り返す。この周回を2周回しないと、フィニッシュゲートの方にいけないのだ。子どもから大人までみな手を出していて、その手にハイタッチしながら、もうフィニッシュするかの様に盛り上がったのに、計5回も、大声援の前を「すいません、まだ走らないといけないんです」とそそくさとその場を後にしないといけないのである。しかしこの応援のおかげで、かなり疲弊していて、いつ失速してもおかしくなかったのだが、最後までほぼイーブンペースを保つことができた。

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「今度が本当に最後です」

 そんな気分で、大観衆の列の中をハイタッチしながら駆け抜ける。フィニッシュゲートまでの最後の直線に入った。旅烏の前には、選手もいなくて、赤絨毯の先にゴールの光が見えた。沿道の人たちと、ハイタッチをして、フィニッシュラインを踏んだ。メダルをかけてくれたのは、IMケアンズ70.3優勝者のCOURTNEY ATKINSON だった。

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 スイムはイマイチのタイムで、バイクもあまり調子はよくなかったが、ランは走り切った満足感はあった。タイム的にはバイクは7時間切りできたし、ランも5時間切りができ、13時間台でフィニッシュできたのは、旅烏的には大きな成果だと思う。しかしこのタイムだと、後ろから3分1くらいの順位。やはりオージーの大会はレベルが高い。

 いろいろと課題もあるが、五島のIMジャパンで出したIMディスタンスのPBを更新することもできたので、旅烏的には頑張った方だと思う。

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 あれから選手がワニに遭遇したという話は、聞いていない。レースの最中は、あの透明度ゼロの棲息地でトライアスリートと共存できたようだ。どうやってワニを防止しているのかは、まだ謎のままである。

※旅烏の詳細なリザルトは、こちら→http://www.multisportaustralia.com.au/Home/IndividualResult?clientId=1&raceId=897&eventId=1&athleteId=267015

(SHOW SPLITをクリックすると、詳細なスプリットがわかります)

 

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まだウエアを持っていないという方も大丈夫。
メンバー募集と同時に募集期間限定で、ウエアも限定追加予約販売いたします。

レース日 2013年8月4日(日)
メンバー募集期間 2013年3月18日(月)〜4月15日(月)
チームTTの確保している優先枠が埋まり次第、締め切ります。
お早めにお申し込みください。

前日には、旅烏と同宿、オフ会も企画しています。ぜひ交流の輪を広げましょう。
詳細は、こちらから。

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あしからず。

 

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