第1回松本マラソン。
松本は旅烏の生まれ育った街である。
特に最初の5キロは、幼い頃から馴染みのある場所だ。
大会当日は、秋の清々しい快晴に見舞われた。
10月1日の開催と、マラソンシーズンにしては早い開催日。
トライアスロンシーズン中は、
ラン単体では月50km〜100kmだったし、
直前の9月も150キロ止まりで付け焼き刃。
そのため地脚ができていないので、ファンランに徹して、
ランナーの視線で記憶の中にある街を楽しみながら、
キロ6分で行き、30キロ過ぎからペースアップする作戦。
サブ4を出せたらいいなぁくらいな緩い感じ。
参加するトリップメンバーとエールの交換をして、
それぞれのブロックに並ぶ。

申告タイムではなく、ベストタイムでブロックが決まっているのか、
なぜか8ブロックあるうちの2番目のブロックと前の方。
往年の名ランナー、
東京オリンピック8位でゲストランナーの君原健二さんの挨拶も
背伸びすれば、見ることができる位置だった。

ほどなくスタートの合図。
スタートまでのロスタイムは1分ほどしかない。
こりゃ、まわりのペースについていっては、
必ず潰れるからとマイペースで走る。
それでも最初は下り基調なので、
どんどん抜かされるも、気づけばキロ5分30ちょっと。
あわててスピードを緩める。
お城や松本市の中心部は、通っていた小中学校の学区内なので、
懐かしさと変容した街並みを見ながら走り抜けた。

その後は、川沿いなど市内郊外へ。
ハーフ地点手前のコース上に住んでいる弟夫婦の応援があり、
写真を撮ってもらった。

ここまでで、2時間。
ほぼ予定通りのレース展開。
ダメージも感じていなかったので、
35キロまでこのペースでいって、その後ペースアップすれば、
余裕でサブ4はいけそうだった。
35キロ過ぎまでは、坂では少々遅れ気味になったが、ほぼイーブン。
35キロを過ぎ、さあ、ペースアップという感じで、
気持ち的には、ガンガン走っていて、
周りのランナーを次々と抜いていけるのだが、
なぜかキロ6分30前後になってしまう。
微妙にアップダウンがあり、向かい風のせいなのか。
せめてキロ6分前後にしようと頑張るのだが、
スピードがあがらない。
残り3キロから、身体中が怠くなり、さらに失速。
ラストスパートするために、体力を温存したはずなのだが。
結局、キロ7分台に突入するという体たらく。
最終的には、いつものようにヘロヘロ。
手前1キロのところで、「謝くん、頑張れ!」との声。
見れば中学時代の同級生。
名前の入った応援プレートまで用意してくれていた。
感謝、感謝。

少し元気になったものの、それ以上は速くは走れず。
ヘロヘロのままフィニッシュ。
4時間22分という。トホホなタイムになってしまった。
旅烏のレース展開はイマイチだったが、
運営もしっかりしていて、
秋晴れだったので、
槍ヶ岳や常念岳などの北アルプスの秀峰も見えたし、
沿道の応援も多くて、
なかなかよい大会だと思った。
またフィニッシュ会場の松本空港周辺の信州スカイパークは、
芝生が敷き詰めていたり、森の中のランコースなどが設置されていて、
とても居心地のよい場所だった。

生まれた街で、こんな素敵な大会が生まれたことは感慨深い。
今後は毎年出場する恒例の大会になりそうな予感。
https://connect.garmin.com/modern/activity/2024189713

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